【中級者向け】内側のビートで弾く、ということ
― ダウン/アップと裏拍のレッスンメモ ―
今回のレッスンでは、
ダウン/アップピッキングと裏拍(オフビート)をテーマに、
「手の動き」よりも “内側のビート” に音を正確に置く感覚 を深掘りしました。
最初は少し混乱もありましたが、後半に進むにつれて
裏拍の聞こえ方そのものが変わり、はっきりとした進歩が見られました。
ダウンは安定、アップが課題
ぼく自身のプレイの現状として、
ダウンピッキングはとても安定していて良いペース。
一方でアップは、速くなりやすく、
ピックの角度や当たり方に「引っかかり」を感じやすい状態でした。
大事なのは、
アップでもダウンと同じ「長さ」「安定感」に揃えること。
そのために
• ピックの角度を少し調整する
• アップのときに「ほんの少し開く」意識を持つ
• 真っ直ぐ行き過ぎない軌道を探す
こうした細かな調整を試していきました。
裏拍と16分裏は、急に難しくなる
8分のオンビート(ダウン・アップ)は問題なくできても、
16分の裏拍、そして 「裏裏拍」 に進むと、
一気に難易度が上がります。
よく起こるのは
• 2つ目と4つ目の音が入らない
• 続かない
• ピッキングが崩れる
• 手が固まる(石みたいになる)
• 途中で疲れたり、パニックになる
また、足踏みや手拍子を加えると
全体が遅れてしまう傾向もありました。
フィジカルより「メンタルのビート」
ここで大事なのが、
手や身体(フィジカル)に頼りすぎないこと。
フィジカル依存が強いと、
ダウン/アップ、表/裏が切り替わった瞬間に
リズムが崩れやすくなります。
目標はシンプル。
👉 内側にしっかりしたビートを持ち、そこに音を「置く」こと。
そのために使ったイメージが
• ゴーストドラマー(スネアがストンと落ちていく感じ)
• チキチキ鳴るシェーカー
• 太い刻みのリズム
これらを 頭の中で同時に鳴らす こと。
「弾きながら聴く」を止めない
練習の大きなポイントは
手を止めないこと。
考え直したくなっても、
ピッキングは動かし続けながら、聴き続ける。
カウントは常に
「ワン・ツー・スリー・フォー」 を強く。
行進が止まらないイメージです。
やってみて見えた、はっきりした進歩
練習を続けた後では
• 裏拍のレイヤーがしっかり聞こえるようになり
• スネアの「落ちる感じ」もつかめてきました
その結果、
音をどこに置けばいいかを自分で調整できる状態に。
ダウンピッキングで「全て裏裏」を通せる場面も出てきて、
ピッキングに依存せずに内側のビート主体で考えられるようになってきました。
アップでの再現性は、これからさらに磨いていきます。
これからの練習指針
• フィジカルよりも メンタル(内側のビート) を優先
•8分オン → 16分裏 → 裏裏
を段階的に、止まらずに練習
• 常に 1-2-3-4 を強くカウント
• アップでもダウンと同じ長さ・安定を目指す
• 足踏みや手拍子でズレるポイントを確認
• ゴーストドラマーのイメージを途中で消さない
最後に
裏拍が安定してくると、
グルーヴは一気に“音楽”になります。
難しく感じる時期こそ、
「手」ではなく「内側」を育てるチャンス。
この感覚、
ぜひ皆さんの練習にも取り入れてみてください。