技術は鍵、人を信じる話。
初めまして、あるいはYouTubeなどで知って頂いている方、ありがとうございます!
ウクレレ&ギタープレイヤーの麻生洋平です。
前回の続きですので、まだ未読の方は自己紹介をお読みください。
今回は最終回です。
「技術は鍵」「人を信じる」ことについて書きたいと思います。
紆余曲折あり、人の夢を叶えるために自分の力を使おう、と僕は思うようになりました。
しかし前回お客さんに言われた「あなたのライブをコットンクラブで見たい。」
その夢を叶えるためには、まだその会場に認められる技量も信頼もないし、200人以上のお客さんを集めることは僕にはまだできません。
前回の投稿で、僕は技術だけでは生きていけない、という話を書きました。
しかし技術は必要です。
技術とは鍵です。
技術が高ければ高いほど、大きなドアが開いてくれます。
人々は暖かく迎え入れてくれるでしょう。
ですがそのドアの先で、どう生きていくのかは別の話です。
そこでは技術力だけではない、その他の能力が必要です。
例えば、約束を守れる、時間を守れる、などの基本的な能力から、
音楽以外のカメラが撮れる、プログラムができる、などの別の能力との掛け合わせなど。
出来ることは人それぞれ、多種多様にあります。
笑顔が素敵、美味しい料理を作れる、も立派なスキルです。
自分では気づいていない、素晴らしいスキルに他人は気づいているはずです。
「私の良いところって何だろう?」
ぜひ近しい人に聞いてみてください。
知らない自分を発見できるかもしれません。
もし10、20代の方でこの文章を読んでくれる人がいたら、ぜひ技術を磨いてください。
自分をスキルアップさせてくれる環境に行って、必死で食らいつくこと。それが一番おすすめです。
それ以上の方は、今自分が持っている技術がより活かせる環境がないか、探すのも良いと思います。あるいは、自分の持っている技術と別の技術の組み合わせで、何か役に立つことはないかと考える。ちょうど今僕がやっていることです。
そういったことをもうすでに経験して、この文章を読んでくれている方。「今まさに最中でもがいている」僕たちを温かい目で見てください。
できれば応援してください(笑)
僕はこうして文章を書いていますが、これは自分の失敗の洗い出し作業として書いていました。自分の恥をまず外に出す。それからどうするか考えよう。
ですがこの文章をネットにアップする中で、「とても面白いです。」「次回も期待しています!」など温かいメールをいただきました。
「人が楽しく読んでくれる文章を書くことができる。」
これも新しい自分のスキルの発見です。
人が、自分の良いところに気づいてくれる。
アドバイスして教えてくれる。
これがSNS時代の光の部分だと思います。
そのみんなを信じる。
今、僕はいろんな人の話を聞きに行ってます。
僕の生徒さんにアドバイスを求めると、「麻生さんは笑顔が素敵だから、笑って演奏すると良いですよ!」と言われました。
その通りにすると、みんなに「楽しそうに演奏していて素敵ですね!」と言われました。
縁あって株式会社スタイルポートの代表取締役、間所暁彦さんに話を聞きに行ったら、「1年間、仕事がなくてもデスクに座り続けた話」を聞けました。
今僕は365日、毎日演奏するという企画を立てて、SNSにアップしています。
365曲も弾けないので、何とか椅子に座って音楽を搾り出す姿が、そのうち観れると思います(笑)。
お世話になっているウクレレバードの小山さんにも、先のイベントも決めておきましょう、と言われたことで、福島のウクレレプレイヤー&講師、サイトウユウキさんとのイベントを決め、福岡のウクレレプレイヤー、本田信也さんとのイベントも決めました。
近日発表しますので、お待ちください!
人に相談すると、みんなが助けてくれます。アドバイスをくれたりします。
別に僕にアドバイスをして何か得することがあるわけでもないのに、みんな親身になって本気で答えてくれます。ありがたいことです。
人を信じる。
いつも思い出すのは、近所のOKというスーパーマーケットでの一幕です。
僕がレジで待っていると、目の前の幼稚園生くらいの女の子が、別の少女に声をかけました。
「私の名前はOOO!あなたの名前は?」
隣の少女は自分の名前を答えました。
「素敵な名前ね!友達になろうよ。」
単純なことです。
自分から興味を持って声をかけて、「あなたは素敵。」と認めることで、新しい人に出会えます。
そして世界は広がっていきます。
嘘をつかない、人に優しくする。
大抵の大切なことは幼稚園で学んでいます。
僕の母親は幼稚園の先生です。
ずっと幼稚園児と接しているせいか、心がピュアなままです。
というか頭も幼稚園児のままです(笑)
それは素晴らしいことだと思います。
人はそのピュアな心をすぐに忘れていきます。
大人はそんなことじゃ生きられない、とついつい思ってしまいます。
でも世界は思ったより単純だと僕は思っています。
人に優しくすれば、人は自分に優しくしてくれる。
そうすれば周りは優しい人ばかりになる。
そして少しでも優しい人が増えれば、世界は良くなる、と思っています。
理想論ですが、僕は心からそう思っています。
そういう風に生きていきたいです。
長くなってしまいましたが、この失敗談が誰かの役に立てば良いな、と思います。
読んでいただきありがとうございました!