良い音=良い振動!
ウクレレは左手で弦を押さえ、右手で弦を弾いて音が出ます。
まず、ウクレレから音が出る仕組み。
弾いた弦の振動がブリッジボードからトップ板に伝わり、
サイドやバック、ボディの中の空気が共鳴し、
サウンドホールから出ていくことで音が伝わります。
ですので全ての音の始まりは右手による振動を作ることから始まります。
良い音=良い振動。
以前ハワイアンスティールギター奏者の関万里子さんの
ライブのサポートをしたことがあります。
そのリハーサルで関さんとウクレレを弾き比べしたのですが、
同じウクレレを弾いているのにも関わらず、
ストロークの音量は僕より小さいのに、
ボディがしっかり鳴って、
実際のコードや音程がしっかり伝わるサウンドでした。
なんでこんなに違うのか、いろいろ考えて試した結果、
僕は弦の振動を作る際に無駄なノイズ(音程にならないアタック音など)が多く、しっかり弦を振動できていないことに気づきました。
弦に対しての指の当て方、角度などで振動が変わり、
最終的に出てくる音色、音量も変わるので、
色々試して、自分の楽器の音がどう変化するのか、
ぜひ試してみてください!