アドリブしてみよう
アドリブという言葉は聞いたことがあるでしょうか?
アドリブとは台本や楽譜に書かれていない即興の演技や演奏のことです。
音楽ではよく出てくるワードですが、みなさん一様に苦手意識があります。
ジャズなどの即興演奏でよく使われるワードなので難しいイメージがありますが、
僕は楽器演奏はまずアドリブをお勧めしています。
昔、友達の子供たち(小学生ぐらい)とウクレレで遊んでいた時、
一緒にセッションして音楽の楽しさを感じてもらおうとしました。
曲のコードを必死になって教えようとしたのですが、
小学生低学年には難しく、
結局ウクレレを裏返して打楽器のように叩いて遊びました。
でも結局子供達は笑顔で音楽を楽しんでくれたようです。
リズムに合わせて体を動かす、机を叩く。
これらは全てアドリブです。
誰かに強制されたわけでもなく自発的に音楽を楽しむ。
もちろん大人になれば、自分の体のコントロールも効くし、
頭も働きます。
いろんな音楽の知識も知っているので、
いろんな音を使ってカッコよく弾きたくなります。
でも僕は最初は「ド」の音だけを使って弾くことをお勧めしてます。
「ド」のいろんなタイミングや音量で弾いてみる。
なるべくカッコよくなるように色々試してみる。
それだけですごくクリエイティブな時間を過ごせます。
いろんなメロディーやコード進行を覚えるのも必要ですが、
まずは音楽を流して、リズムに乗って「ド」だけ弾いてみる。
なんか曲に合わないな、と思ったら弾く場所を変えてみる。
ぜひ試してみてください!